読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

NTT

NTT日本電信電話は、前身となる日本電信電話公社の民営化により1985年4月に設立、1999年7月にグループを統括する純粋持株会社、長距離通信(県間・国際通信)を担うNTTコミュニケーションズ、県内通信を担う東・西地域会社に4分割され、さらに民営化後に設立されたNTTデータ(システムインテグレーション)とNTTドコモ(移動体通信)を合わせ国内最大の通信グループを形成している。

 

携帯電話の登場により、国内の通信サービスは固定通信から移動通信へ急速にシフトした。よって、NTTが持っていた「固定通信網」の独占性が実質的に失われた。しかし、NTTは設備の更新・維持・管理に巨額の費用を投じなければならない。さらに、NTT法により、ユニバーサルサービスを義務付けられているNTT東・西はこの非効率な固定回線網の縮小・撤退を機動的に行えない。

NTT法とは、持株会社であるNTTと東・西地域会社にに対し、「業務規制」「ユニバーサルサービス義務」「資本規制」を定めている

電気通信事業法では、支配的事業者とされる東・西地域会社とドコモは他の通信事業者に対し優先的または不利な取扱いをすることが禁じられている。これは、NTTグループ内の企業にも適用されるため、NTTは競合と差別化を図るような一体的なサービスを提供することが禁じられている。