MLS プレミアリーグ Jリーグ

1996年に10クラブで発足したMLSは、2015年時点で20クラブまで拡大、平均観客動員数は約1万9000人と世界8位まで伸ばした。クラブの資産価値も、今や200億円近くまで迫るクラブが出現した。過剰な支出を抑える一方で、ベッカムやアンリなどを筆頭とするビッグネームに対する投資も惜しまず、そしてそれらの投資はしっかりと回収している。

MLSJリーグのクラブの予算規模はほぼ変わらない(年間売上のトップを比べると、浦和レッズが約58億円で、ロサンゼルス・ギャラクシーが約54億円)。しかし、スターの質と量は圧倒的にMLSの方が上回っている(MLSはスター選手に高額の年俸を払う一方でアメリカ人選手の給料を絞っている)

 

プレミアリーグの放映権収入はJリーグの20倍

プレミアリーグでは、設立当初から放映権の販売は入札形式とされており、複数業者からの入札により、放映権収入の水準を保っている。それに加えて、国内放映権と海外放映権を厳密に管理し、海外放映権については直近で200もの地域に個別に販売している。

プレミアリーグの最大の特徴は集客力の維持。平均観客動員率(=平均観客数/スタジアム収容可能人員数)は95%(全てのリーグ戦が毎回ほぼ満員の状態で開催されている)。プレミアリーグの試合中継は、どのカードを放映したとしても満員のスタジアムで非常に盛り上がっている映像が保証されていることになる。それによって、視聴者の興味を惹け、興行(試合)のメディア価値が飛躍的に高まる。