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イングランドでいかにしてフットボールは広がったか

イギリスでは18世紀中頃から19世紀の前半にかけて産業革命により資本主義が発展。経済の成長を背景に労働者階級、中流階級、貴族階級の区別が明確化していった。交通網の整備に伴い、地域間の移動も自由になっていく。参政権も拡大されていき、都市部の労働者まで選挙権を持つようになった。こうした変化を背景に、労働者にも余暇を楽しむ時間ができたことで、フットボールが広がっていくことになる。

当初、フットボールのは様々な解釈があった。ボールを手に持って走ってもいい、すねをわざと蹴ってもファウルにならないなど。混在していたルールを確立していくことで、手を使うラグビーと手を使わないサッカーにフットボールが分かれていったという。

イングランドのサッカーリーグがスタートしたのは1888年。

ラグビーやテニスなどは古くから中流階級に親しまれてきたスポーツであり、アウェイの相手をホームの選手が拍手で迎え入れるなど、相手を尊重するという文化があるが、対照的にサッカーは労働者階級中心なので品がないと言われる。

また、19世紀半ばから20世紀にかけて世界中に勢力を広げた大英帝国の発展がなければ、サッカーやラグビーの発展はなかった。