クラウドソーシング

非正社員=不安定という図式を変える。

正社員という一つのフォーマットがメインで、それ以外はワーキングプアという2元論だった。個人ワーカーは企業に属していないのでバックボーンがない。

クラウドソーシングとは、インターネット上のサイトを介して、不特定多数の人を募り、仕事を発注するサービスのこと。

仕事の受発注から納品まで、全てインターネット上で行われる。発注は今まで一度も会ったことのない人の場合がほとんどで、仕事は最初から最後まで一貫して非対面で行われる。

1998年にアメリカで「Elance」が立ち上げられた。その後、2005年に「oDesk」がサービスをスタートして急激に拡大した。

経営者は多様的な働き方を前提にして、どうやって人材のポートフォリオを最適に使っていくか、個人はどのようなライフスタイルとワークスタイルを望むか、そして自分の市場価値を高めていくかが重要。

市場が成熟期へ急速に変化し、企業が継続的に個人を保障することが難しくなった。その変化をネガティブに捉えるのではなく、むしろ、主体的に働き方を選択できるインフラを創造することで解決する。
日本における正社員比率は今後下がり続け、50%を下回る。こうした大きな流れを受けて働き方が多様化する中、クラウドソーシングが新しい働き方の選択肢を提供する受け皿になる。

クラウドソーシングには3つの課題がある。仕事、教育、社会保障

スキルの評価や、社会保障、法律や規制などのガイドラインの作成は急務。

日本の場合、新卒で入社すると自動的に社会保険がつき、半額負担をしてくれるが、フリーランスになったら全額負担しなくてはいけない。非常に極端に振れている。

労働基準法や労働厚生は終身雇用で製造業で働く人を念頭に置いた昭和的な古い産業構造を前提にした労働者保護になっている。
フリーランスの人は、国の年金だけでは足りなく資産形成が必要。一般に正社員で同じ会社で勤め上げた人は辞める時に退職金が出て、企業年金が2段階、3段階、公的年金と会社の厚生年金があった。