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グアルディオラ 日本サッカーへのサポーターの戦術理解

彼は確固とした哲学を持っている。

常にピッチの中央で優位性を築くこと、あたかもロンド(日本でいう鳥かご)の巨大版を見ているかのような速くて正確なパスの連続。
これは一つの完成形なんだろうな、という見ている人をも引き込ませる魅惑的なフットボール

相手をすべて敵陣に押し込む、トップの選手までもが自陣に押し込まれ守備を強いられる。カウンターを仕掛けようにもパスをつなぐスペースを作らせないから、ボールを失ったとしてもすぐにボールを奪い返して攻撃しつづける。

90分を通してそれを続ける。まさに、攻撃こそが最大の防御と言わんばかり。

しかし、守備にこそ彼らしい哲学が垣間見える。

最終ディフェンスラインのコントロール、まるでロープを持ってラインを常に確かめているよう。

デスコルガード(カウンターの準備のために前線に残る選手)の最後の選手の動きへの警戒。

4秒ルール、ボールを失った瞬間から約4秒の間全員でボールを奪い返すためのプレス。

ポゼッションサッカーには裏に広大なスペースを空けるというリスクが付いてまわるから守備に対して一切の不安な要素を排除する。

日本サッカーに必要なものは画期的なシステム論ではない。